日本における「近代政党」の誕生 戦前期島根県における憲政会・民政党勢力の展開
出版社名 | 法律文化社 |
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出版年月 | 2025年3月 |
ISBNコード |
978-4-589-04399-3
(4-589-04399-8) |
税込価格 | 7,040円 |
頁数・縦 | 273,5P 22cm |
商品内容
要旨 |
政党組織化はどのように進んだのか―近代日本において、「近代政党」の基盤たる地方組織はいかに形成されたのか。本書では島根県に焦点を当て、若槻礼次郎の個人後援会「克堂会」を中心に憲政会・民政党の組織網の整備が進んだ経緯を解明する。他方で、民意糾合のため基本政策に対外強硬策が盛り込まれたことによって政党内閣の前提となるべき協調外交の可能性が失われたことを明らかにする。また、若槻が立身出世を体現する人物として地域に定着していった経緯と背景を説明し、戦前の政治家と社会の関係に新たな視座を与える。 |
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目次 |
序章 戦前の政党をめぐる論点 |