立ち読みの歴史
ハヤカワ新書 043
出版社名 | 早川書房 |
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出版年月 | 2025年4月 |
ISBNコード |
978-4-15-340043-6
(4-15-340043-2) |
税込価格 | 1,320円 |
頁数・縦 | 195P 18cm |
商品内容
要旨 |
かつて洋行知識人は口々に言った―「海外に立ち読みなし」。日本特有の習俗「立ち読み」はいつ、どこで生まれ、庶民の読書文化を形作ってきたのか?本書はこれまで注目されてこなかった資料を発掘し、その歴史を描き出す。明治維新による「本の身分制」の解体、ニューメディア「雑誌」の登場、書店の店舗形態の変化…謎多き近代出版史を博捜するなかで浮かび上がってきたのは、読む本を自ら選び享受する我々「読者」の誕生だった!ベストセラー『調べる技術』著者がその技を尽くす野心作。 |
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目次 |
零 立ち読みは日本だけ?!―「出版七つの大罪」の筆頭 |
出版社・メーカーコメント
日本特有の習俗である「立ち読み」。一体いつ、どこで始まったのか? その歴史を丹念に辿ると、江戸から明治にかけての「書物の近代化」、そして「読者」の誕生が見えてくる! 国立国会図書館でレファレンス担当を15年務めた著者がその技術を尽くした野心作