アルゴリズム・AIを疑う 誰がブラックボックスをつくるのか
集英社新書 1263
出版社名 | 集英社 |
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出版年月 | 2025年5月 |
ISBNコード |
978-4-08-721363-8
(4-08-721363-3) |
税込価格 | 1,100円 |
頁数・縦 | 237P 18cm |
商品内容
要旨 |
生成AIを筆頭に新しい技術の進歩は増すばかりの昨今。SNSや検索エンジンなどの情報は「アルゴリズム」によって選別されている。しかし私たちはそのしくみを知らないままで利用していることも多い。アルゴリズムを紐解くことは、偏った情報摂取に気づき、主体的にメディアを利用する第一歩なのである。本書は、アマゾンや食べログなどを例に、デジタル・メディアやAIのしくみを解説。ブラックボックス化している内部構造への想像力を高めることを通じて、アルゴリズム・AIを疑うための視点を提示する。メディア・リテラシーのアップデートを図る書。 |
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目次 |
第1章 アルゴリズムとは(アルゴリズムの日常性 |
出版社・メーカーコメント
【【続々重版!!】】★☆★☆各メディアで紹介★☆★☆2025.7.1聖教新聞にて書評掲載「狭まれた“主体的選択”の余地」2025.7.5日本経済新聞にて書評掲載「現代必須〈教養〉の入門書」2025.7.18読売新聞にて書評掲載「ソフト動かす原理解説」2025.7.19毎日新聞の「今週の本棚」にて書評掲載2025.8.1新刊ビジネス書の要約『TOPPOINT(トップポイント)』にて書籍紹介2025.8.15 Lucky FM茨城放送「ダイバーシティニュース」■内容紹介■生成AIを筆頭に新しい技術の進歩は増すばかりの昨今。SNSや検索エンジンなどの情報は「アルゴリズム」によって選別されている。しかし私たちはそのしくみを知らないままで利用していることも多い。アルゴリズムを紐解くことは、偏った情報摂取に気づき、主体的にメディアを利用する第一歩なのである。本書は、アマゾンや食べログなどを例に、デジタル・メディアやAIのしくみを解説。ブラックボックス化している内部構造への想像力を高めることを通じて、アルゴリズム・AIを疑うための視点を提示する。メディア・リテラシーのアップデートを図る書。■著者プロフィール■1977年東京都生まれ。京都大学総合人間学部卒業後、日本IBMや楽天にてWeb開発、デジタル・マーケティング、UXデザイン等に従事。東京大学大学院学際情報学府博士後期課程修了・博士(学際情報学)。現在、武蔵大学社会学部メディア社会学科准教授。専門はメディア論、メディア・リテラシー。著書に『Google SEOのメディア論 : 検索エンジン・アルゴリズムの変容を追う』などがある。■目次■◇第1章 アルゴリズムとはアルゴリズムの日常性、基本構造、AIとの違い‥‥‥ ◇第2章 アルゴリズムの実際グーグルのランキング、アマゾンのレコメンド、食べログのレビュー・スコアリング、Xのタイムライン表示アルゴリズム‥‥‥ ◇第3章 アルゴリズムと社会問題認知資源を奪い合う、 情報選別の権力となる、マーケティング装置、偽情報・誤情報を拡散する、ユーザーを商品化するアルゴリズム‥‥‥ ◇第4章 アルゴリズムとブラックボックスブラックボックスとは、誰がブラックボックスをつくるのか、アルゴリズムの公開は可能か‥‥‥ ◇第5章 アルゴリズムのメディア・リテラシーメディア・リテラシーとは、メディア・インフラ・リテラシーの可能性、アルゴリズムを相対化する視座‥‥‥