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ラーゴムが描く社会 スウェーデンの「ちょうどよい」国づくり

出版社名 新評論
出版年月 2025年7月
ISBNコード 978-4-7948-1294-0
4-7948-1294-9
税込価格 2,420円
頁数・縦 220P 19cm

商品内容

要旨

ヴァイキングの飲み方に学ぶスウェーデン人の考え方「ラーゴム(lagom)」。社会全体の利益を考慮して、自分たちの取り分を決める。「ちょうどよい稼ぎ」で「ちょうどよい暮らしをする」

目次

第1章 ラーゴム(LAGOM)とは何か
第2章 政治におけるラーゴム
第3章 経済システムにおけるラーゴム
第4章 ビジネスにおけるラーゴム
第5章 ラーゴムな全員参画型社会の形成
第6章 環境問題とラーゴム
第7章 外交とラーゴム
最終章 ラーゴムの国はなぜ幸せなのか―分断が蝕む現代世界のアンチテーゼ

著者紹介

鈴木 賢志 (スズキ ケンジ)  
1968年、東京生まれ。明治大学国際日本学部教授(学部長)。政治・国際研究博士(Phd)。1992年に東京大学を卒業し、株式会社富士総合研究所(現みずほ情報研究所)に勤務後、英国ロンドン大学に入学。その後、英国ウォーリック大学を経て、1997年から2007年までスウェーデン・ストックホルム商科大学欧州日本研究所で研究・教育に従事。2007年から2008年にかけて英国オックスフォード大学研究員を経て帰国し、現職。2015年より「一般社団法人スウェーデン研究所」の代表理事・所長に就任。近年は、主として日本とスウェーデンを中心に、先進諸国の社会システムと人々の社会心理を比較研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)