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中国と台湾 危機と均衡の政治学

出版社名 慶應義塾大学出版会
出版年月 2025年7月
ISBNコード 978-4-7664-3037-0
4-7664-3037-9
税込価格 3,960円
頁数・縦 411,28P 21cm

商品内容

要旨

「台湾有事」は起こるのか?両岸関係の過去から説き起こし、台湾海峡に今後起こりうる事態のシナリオ・プランニングをもとに、日本を含めた東アジアの来るべき未来を探る。

目次

序章 台湾海峡で戦争は起こるのか?
第一部 危機と均衡の歴史(台湾海峡問題の起源
アイデンティティ政治と戦争回避―陳水扁政権と胡錦涛政権の闘争
経済的依存から政治的依存へ―馬英九政権と胡錦涛・習近平政権の協調
隠忍自重と過剰反応―蔡英文政権と習近平政権の冷たい平和
米中「新冷戦」の代理戦場―蔡英文政権と習近平政権の外交・軍事闘争)
第二部 台湾海峡の未来(武力統一と限定的武力行使―「信則無、不信則有」
ハイブリッド戦における課題―非平和的手段の行使とその時間軸
中台関係の将来シナリオ―四つの未来)
終章 将来の展望―戦争は起こるか?均衡は維持されるか?

出版社・メーカーコメント

「台湾有事」は起こるのか?両岸関係の過去から説き起こし、台湾海峡に今後起こりうる事態のシナリオ・プランニングをもとに、日本を含めた東アジアの来るべき未来を探る。

著者紹介

松田 康博 (マツダ ヤスヒロ)  
東京大学東洋文化研究所教授。1965年北海道生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。博士(法学)。防衛庁(省)防衛研究所主任研究官等を経て2011年より現職。専攻は東アジア国際政治研究、中国および台湾の政治・対外関係・安全保障、中台関係論、日本の外交・安全保障政策(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)