誰が日本を降伏させたか 原爆投下、ソ連参戦、そして聖断
PHP新書 1435
出版社名 | PHP研究所 |
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出版年月 | 2025年7月 |
ISBNコード |
978-4-569-85948-4
(4-569-85948-8) |
税込価格 | 1,100円 |
頁数・縦 | 243P 18cm |
商品内容
要旨 |
米国の原爆は戦争を終わらせたのか?第二次世界大戦で日本が降伏した要因は何か。著者は、米国の原爆投下ではなく、ソ連参戦の効果のほうが大きかったと分析。背景にあったのは、和平に向けてソ連の仲介に頼った日本指導層の過信と誤算だった。また、米国は戦争の早期終結をめざしたが、二発の核使用は結果的に正当化できない選択だった。戦後八十年、我々は何を教訓とするべきか。戦争終結研究の第一人者が長年の論争に挑む。 |
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目次 |
第1章 戦後日米は二発の核兵器使用をどう捉えてきたか |
出版社・メーカーコメント
米国の原爆は戦争を終わらせたのか?第二次世界大戦で日本が降伏した要因は何か。著者は、米国の原爆投下ではなく、ソ連参戦の効果のほうが大きかったと分析。背景にあったのは、和平に向けてソ連の仲介に頼った日本指導層の過信と誤算だった。また、米国は戦争の早期終結をめざしたが、二発の核使用は結果的に正当化できない選択だった。戦後80年、我々は何を教訓とするべきか。戦争終結研究の第一人者が長年の論争に挑む。【本書の要点】●「ポツダム宣言は核使用の口実だった」は誤り●戦争終結のために原爆投下以外の選択もありえた●日本は希望的観測から、ソ連の仲介に頼った●昭和天皇が東郷外相と面会した本当の理由●日米の真の同盟のため、史実を探求するべき 【目次】第1章戦後日米は二発の核兵器使用をどう捉えてきたか第2章米国はいかにして核兵器の使用に突き進んだのか第3章核外交かコスト最小化か第4章日本はいかにして降伏を受け入れたのか第5章核要因かソ連要因か第6章「妥協的和平」より「根本的解決」を選んだ米国終章忍び寄る現代の核の危機麻田雅文氏(10万部/読売・吉野作造賞『日ソ戦争』著者、成城大学教授)推薦!「日本降伏の真因は米国の原爆投下か、ソ連参戦か。本書により、“原爆神話”は解体された。終戦史を再考し、通説を覆す新解釈」