痛いところから見えるもの
| 出版社名 | 文藝春秋 |
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| 出版年月 | 2025年9月 |
| ISBNコード |
978-4-16-392017-7
(4-16-392017-X) |
| 税込価格 | 1,870円 |
| 頁数・縦 | 318P 19cm |
商品内容
| 要旨 |
痛いのは疲れる、そして孤独だ。潰瘍性大腸炎から腸閉塞まで―絶望的な痛みと共に生きてきた著者がゆく、“文学の言葉”という地平。 |
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| 目次 |
序章 痛い人と痛くない人のあいだにあることを目指して |



出版社・メーカーコメント
痛みは人を孤絶させる壁。が、そこに岩清水のように滴る言葉があった。−−鷲田清一(哲学者)ユーモラスで、しみじみせつない、はじめてみる光。−−伊藤亜紗(美学者) 潰瘍性大腸炎から腸閉塞まで−−壊れたからこそ見えるものがある。絶望的な痛みと共に生きてきた著者がゆく文学の言葉という地平・水を飲んでも詰まる出せない腸閉塞のつらさ・痛みでお粥さえ口に入れられないせつなさ・オノマトペ、比喩……痛みを「身体で語る」すすめ・女性の痛みが社会的に「軽視」されてきた理由・カントの勘違い、ニーチェの苦痛の効用…etc.なぜ痛みは人に伝わりづらいのだろう?「痛い人」と「痛い人のそばにいる人」をつなぐ、かつてなかった本