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八日目の蝉

中公文庫 か61−3

出版社名 中央公論新社
出版年月 2011年1月
ISBNコード 978-4-12-205425-7
4-12-205425-7
税込価格 649円
頁数・縦 376P 16cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 読み始めたら止められない!
    この言葉がピッタリなそんな一冊です。
    誘拐は犯罪なのに主人公に感情移入してしまうほど
    子供を思う母親の愛情に感動します。

    (2012年3月1日)

商品内容

要旨

逃げて、逃げて、逃げのびたら、私はあなたの母になれるだろうか…。東京から名古屋へ、女たちにかくまわれながら、小豆島へ。偽りの母子の先が見えない逃亡生活、そしてその後のふたりに光はきざすのか。心ゆさぶるラストまで息もつがせぬ傑作長編。第二回中央公論文芸賞受賞作。

出版社・メーカーコメント

逃げて、逃げて、逃げのびたら、私はあなたの母になれるだろうか…理性をゆるがす愛があり、罪にもそそぐ光があった−−心ゆさぶるラストまで息をもつがせぬ傑作長編。第二回中央公論文芸賞受賞。

著者紹介

角田 光代 (カクタ ミツヨ)  
1967年神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部文芸科卒業。90年「幸福な遊戯」で第九回海燕新人文学賞を受賞しデビュー。96年『まどろむ夜のUFO』で第一八回野間文芸新人賞、98年『ぼくはきみのおにいさん』で第一三回坪田譲治文学賞、2003年『空中庭園』で第二回婦人公論文芸賞、05年『対岸の彼女』で第一三二回直木賞、07年『八日目の蝉』で第二回中央公論文芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)