商品内容
要旨 |
十五年戦争下の少年期と思春期、迫りくる死を目前に自由な生を求める心の軌跡。昭和のはじまりと同時に生を享けた著者がその生い立ち、社会と文学への早熟な目覚め、多彩な友情空間の回想をつうじ、敗戦に至る濃密な時代の痛みを透視する鮮烈な鎮魂の記録。 |
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目次 |
日独防共協定と鈴木秀吉先生の訓辞のこと、トハチェフスキー元帥の粛清のこと、二・二六事件のこと、山中峯太郎『大東の鉄人』ほか小学校の頃の愛読書のことなど |
出版社 商品紹介 |
戦後詩を代表する詩人が、自らの歩んだ時代を透徹した眼差しで描き出す珠玉の随想録。 |