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木曜日にはココアを

宝島社文庫 Cあ−23−1

出版社名 宝島社
出版年月 2019年8月
ISBNコード 978-4-8002-9712-9
4-8002-9712-5
税込価格 704円
頁数・縦 211P 16cm

商品内容

文学賞情報

2022年 第1回 でら文芸〜でら面白い文芸はこれだがね〜受賞

要旨

川沿いの桜並木のそばに佇む喫茶店「マーブル・カフェ」。そのカフェで出された一杯のココアから始まる、東京とシドニーをつなぐ12色のストーリー。卵焼きを作る、ココアを頼む、ネイルを落とし忘れる…。小さな出来事がつながって、最後はひとりの命を救う―。あなたの心も救われるやさしい物語。

おすすめコメント

わたしたちは、知らないうちに誰かを救っている――。川沿いを散歩する、卵焼きを作る、ココアを頼む、ネイルを落とし忘れる……。わたしたちが起こしたなにげない出来事が繋がっていき、最後はひとりの命を救う。小さな喫茶店「マーブル・カフェ」の一杯のココアから始まる12編の連作短編集。読み終わった後、あなたの心も救われるやさしい物語です。インスタフォロワー数200万人のミニチュア写真家・田中達也氏がカバーを手がけています。

著者紹介

青山 美智子 (アオヤマ ミチコ)  
1970年生まれ、愛知県出身。大学卒業後、シドニーの日系新聞社で記者として勤務。2年間のオーストラリア生活ののち帰国、上京。出版社で雑誌編集者を経て執筆活動に入る。第28回パレットノベル大賞(小学館)佳作受賞。『木曜日にはココアを』(宝島社)で小説家デビュー。同作と2作目『猫のお告げは樹の下で』(宝島社)が未来屋小説大賞入賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)