暴走する資本主義
出版社名 | 東洋経済新報社 |
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出版年月 | 2008年6月 |
ISBNコード |
978-4-492-44351-4
(4-492-44351-7) |
税込価格 | 2,200円 |
頁数・縦 | 379P 20cm |
商品内容
要旨 |
私たちは「消費者」や「投資家」だけでいられるのではない。日々の生活の糧を得るために汗する「労働者」でもあり、そして、よりよき社会を作っていく責務を担う「市民」でもある。現在進行している超資本主義では、市民が労働者がないがしろにされ、民主主義が機能しなくなっていることが問題である。私たちは、この超資本主義のもたらす社会的な負の面を克服し、民主主義をより強いものにしていかなければならない。個別の企業をやり玉に上げるような運動で満足するのではなく、現在の資本主義のルールそのものを変えていく必要がある。そして「消費者としての私たち」、「投資家としての私たち」の利益が減ずることになろうとも、それを決断していかなければならない。その方法でしか、真の一歩を踏み出すことはできない。 |
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目次 |
序 パラドックス |
出版社 商品紹介 |
米国を代表するリベラルな論客の著者が「市民」や「労働者」をないがしろにする現在の資本主義とその運営ルールに警鐘を鳴らす。 |