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日本の鶯 堀口大學聞書き

岩波現代文庫 文芸 181

出版社名 岩波書店
出版年月 2010年12月
ISBNコード 978-4-00-602181-8
4-00-602181-X
税込価格 1,342円
頁数・縦 413P 15cm

商品内容

要旨

女流画家マリー・ローランサンは若き日の堀口を、「日本の鴬」と呼んで愛した。そんな青春の秘話をはじめ、生涯を通じての佐藤春夫との交友、恩師・与謝野寛・晶子夫妻や永井荷風、コクトー、アポリネールらとの出会い。最晩年の大詩人が、エスプリあふれる言葉で、恋と文学と人生の来し方を語った日本エッセイストクラブ賞受賞作。

目次

現役の詩人
陶印譚
若き二十の頃なれや
詩人と酒
山中湖にて
ジャン・コクトーのこと
マリー
ギヨーム・アポリネールのこと
子供のときから作文が得意
盗む
第一書房主人
ある銅版画家の思い出
女たち
ズズのことなど

著者紹介

関 容子 (セキ ヨウコ)  
エッセイスト。東京生まれ。日本女子大学国文科卒業。81年、本書で日本エッセイストクラブ賞受賞。その後、歌舞伎エッセイにおいて、『花の脇役』(新潮社)で96年、講談社エッセイ賞。『芸づくし忠臣蔵』(文藝春秋)で2000年、芸術選奨文部大臣賞、読売文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)