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「働く」ために必要なこと 就労不安定にならないために

ちくまプリマー新書 196

出版社名 筑摩書房
出版年月 2013年5月
ISBNコード 978-4-480-68898-9
4-480-68898-6
税込価格 902円
頁数・縦 201P 18cm

商品内容

要旨

せっかく就職したのに三年以内に離職する人、約30%。経験者扱いもされず卒業後四年めからは新卒扱いにもならない。正規採用への道は困難だ。なのに、働きつづけられないのはなぜなのか。「就労支援」の現場から見えてきた、「働く」ために必要なこと。

目次

序章 未経験者が正社員になれるのは、基本的に新卒のときだけ(仕事に定着したいのにうまくいかない若者たち
フリーターやニートが正社員になるのはむずかしい ほか)
第1章 「働く」がわからない(仕事に定着できない若者たちの言い分
企業側が理解できない新人たちの増加 ほか)
第2章 教育現場や家庭では何が起こっているのか(就職予備校になっている大学
小学校・中学校・高校でやっていること ほか)
第3章 社会に適応できる、自立した人間になるために必要なこと(「自立する」とはどういう意味か
リスク要因と保護要因という考え方 ほか)
第4章 自分の特性を理解すれば、道はきっと開ける(第一章に登場する若者たちは、なぜうまくいかなかったのか
「自己理解」から始めよう)

著者紹介

品川 裕香 (シナガワ ユカ)  
1964年兵庫県生まれ。教育ジャーナリスト。扶桑社の編集者を経て独立。第一次安倍内閣・福田内閣の教育再生会議委員や中央教育審議会専門委員も務める。発達性ディスレクシア研究会理事、国際ディスレクシア協会会員、日本LD学会会員、日本子どもの虐待防止研究会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)