• 本

躍動する青春 日本統治下台湾の学生生活

出版社名 創元社
出版年月 2017年6月
ISBNコード 978-4-422-20272-3
4-422-20272-3
税込価格 3,960円
頁数・縦 251P 26cm

商品内容

要旨

台湾を訪れると、流暢な日本語を話す老人に出会うことがある。日本統治下の台湾(1895〜1945)で、彼らはどのような青春を過ごしたのだろうか。本書は、調査資料やインタビューをもとに、170点以上の貴重な写真で当時の学生たちの自由ではつらつとした日常を描く。18のテーマで学生生活をいきいきと紹介。

目次

学生たちの受験地獄
社会のエリート・高校生
大学生と読書
帝大生
学生たちの社会運動
高校生の寮生活
娯楽
実業教育と鉄道工場
飛行機ブーム
部活動
水泳の授業と海水浴場
近代教育の祭典―運動会

おすすめコメント

台湾を訪れると、流暢な日本語を話す老人に出会うことがある。台湾が日本統治下だった1930〜40年代、彼らはどのような青春を過ごしたのだろうか。本書は、調査資料やインタビューをもとに、170点以上の貴重な写真で当時の学生たちの豊かな日常を描き出す。入学試験、試験のための参考書、問題集、寮生活からクラブ活動、読書、娯楽、スポーツ、レジャー、修学旅行など、18のテーマで学生生活をいきいきと紹介している。

著者紹介

鄭 麗玲 (テイ レイレイ)  
高雄出身。国立台湾師範大学歴史学博士。現在、台北科技大学文化事業発展学科教授。専攻は台湾史。研究テーマは日本統治時代の社会、教育。近年は歴史・文化的観点からアイディア開発・実用化に取り組み、文化事業発展学科の学生と共に地域に根ざした歴史と文化を結びつける創造的な発想で文化・クリエイティブ産業分野の商品を開発している
河本 尚枝 (カワモト ヒサエ)  
広島大学総合科学研究科准教授。1989年、大阪外国語大学中国語学科卒業。台湾、日本での日本語教師を経て2000年、龍谷大学経済学研究科民際学コース修了。2005年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)