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イエス・キリストは実在したのか?

文春文庫 ア12−1

出版社名 文藝春秋
出版年月 2018年5月
ISBNコード 978-4-16-791077-8
4-16-791077-2
税込価格 1,210円
頁数・縦 444,15P 16cm

商品内容

要旨

イエスは平和と愛を説いた救世主ではなく、武力行使も辞さない革命家だった―。“ナザレのイエス”の弟子たちが遺した文献、史料から、聖書には何が創作され、何が史実から落とされていったかを細密に分析。キリスト教がいかにして世界宗教へと飛躍したかを明らかにし、全米を震撼させた衝撃のベストセラー。

目次

第1部 ローマ帝国とユダヤ教(別種の犠牲―テロリストよ、大祭司を刺せ!
片隅の穴、エルサレム―ローマ帝国と手を結ぶユダヤの大祭司たち
ユダヤ人の王―ヘロデの実像 ほか)
第2部 熱血漢、イエス(あなたの家を思う熱情―イエスはなぜ危険視されたのか?
荒野で呼びかける声―イエスの蔭に隠された洗礼者ヨハネ
わたしについて来なさい―善きサマリア人の挿話の本当の意味 ほか)
第3部 キリスト教の誕生(人の姿で現れた神―天界の存在とみなされたイエス
もしキリストが復活していなかったら―ユダヤ人ディアスポラから生まれた宗教
私は使徒ではないか?―パウロがキリスト教を世界宗教にした ほか)

著者紹介

アスラン,レザー (アスラン,レザー)   Aslan,Reza
作家・宗教学者。1972年、テヘラン生まれ。1979年、イラン革命時に家族とともに米国へ亡命。ハーヴァード大学神学大学院およびアイオワ大学創作学科小説部門で修士号を取得。カリフォルニア大学サンタ・バーバラ校で宗教史の博士号を取得。同大学リバーサイド校創作学科教授。ロサンジェルス在住
白須 英子 (シラス ヒデコ)  
翻訳家。日本女子大学英文学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)