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伝統文化

日本の伝統文化 1

出版社名 山川出版社
出版年月 2019年8月
ISBNコード 978-4-634-21301-2
4-634-21301-X
税込価格 4,400円
頁数・縦 476,14P 20cm

商品内容

要旨

自然を愛で「もののあはれ」を感じる心、作法や礼を重んじる芸能の道、武士の美学などは、どのように日本人の感性の中に定着していったのだろうか。日本文化の継承と創造の歴史をひもとく。

目次

第1章 伝統文化の基層
第2章 律令国家と伝統文化
第3章 宮廷文化の達成―嵯峨朝から醍醐朝
第4章 宮廷文化の光と影―醍醐朝から一条朝
第5章 民衆文化の胎動―三条朝から院政期
第6章 家の文化の展開―白河院政から後鳥羽院政
第7章 京・鎌倉の文化―公武文化の競合
第8章 南北朝動乱と文化統合―後醍醐潮から足利義満政権
第9章 拡散する室町文化―足利義持政権から東山文化
終章 戦国期の文化―伝統文化の裾野

おすすめコメント

浮世絵・歌舞伎・相撲・茶や花・武道などに代表する日本文化の、生成・継承・変容の過程を追いながら、伝統文化とは何か考えるシリーズ。全6巻。<第1巻>シリーズの総論。日本文化の基層となる古代の宗教や和歌の世界にはじまり、宮廷文化・武家社会において家や型が形成された中世、それらが大成する近世までを描き、そこに通底する「ものの考え方」を探る。

著者紹介

五味 文彦 (ゴミ フミヒコ)  
1946年生まれ。1971年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。現在、東京大学名誉教授、放送大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)