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青卵

ちくま文庫 ひ19−4

出版社名 筑摩書房
出版年月 2019年11月
ISBNコード 978-4-480-43625-2
4-480-43625-1
税込価格 858円
頁数・縦 281P 15cm

商品内容

要旨

現代短歌の新しい潮流となった歌人・東直子の第二歌集。第一歌集『春原さんのリコーダー』から五年間の491首を収める。柔らかな空気をまといながら、時にハッとさせられる表現や心の奥を覗くような影を含んだ歌など、独自の感覚に充ちた一冊。花山周子の評論、穂村弘との特別対談により「ママンあれはぼくの鳥だねママンママンぼくの落とした砂じゃないよね」などの不思議な作品の謎に迫る。

目次

1(海の椅子
嗽薬
つがいのナイフ ほか)
2(雨が降りさうで
暴暴茶
国見山 ほか)
3(きつねのこころ
わたしの鈴
夜の額 ほか)

著者紹介

東 直子 (ヒガシ ナオコ)  
1963年生まれ。歌人・作家。歌集に『春原さんのリコーダー』『十階』など。2006年に『長崎くんの指』(文庫『水銀灯が消えるまで』)で小説デビュー。1996年、第7回歌壇賞、2016年、『いとの森の家』で第31回坪田譲治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)