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ワイン法

講談社選書メチエ 715

出版社名 講談社
出版年月 2019年11月
ISBNコード 978-4-06-517905-5
4-06-517905-X
税込価格 1,760円
頁数・縦 204P 19cm

商品内容

要旨

一八五五年の格付け、一八八九年グリフ法、そしてEU法へ。ボルドー、ブルゴーニュ、シャンパーニュ…「ブランド」は、フランス革命前夜から欧州統合に至る歴史の粛で生まれ磨かれた。苛烈な競争、疫病と害虫、税と規制…生産者たちの戦いは、AOC(原産地呼称制度)へと結実し、現代へとつながっている。世界の「食」を語るのに不可欠なものとなったワイン法、その成り立ちと核心を、第一人者が語りきる!

目次

プロローグ―ワイン法はなぜ生まれ、何を守るのか
第1章 「本物」を守る戦い―原産地呼称制度の萌芽
第2章 「産地」を守る戦い
第3章 生き残りをかけた欧州の戦い
第4章 新たなプレーヤーとの戦い―畑=テロワールの思想と品種=セパージュの思想
第5章 「危機」から新時代へ―欧州産ワインの戦い

おすすめコメント

高級ワインのブランドは、「法」こそが守り育てるものだ! フランス革命前夜からEU統合、そして日本。ワインの法と制度そのすべて

著者紹介

蛯原 健介 (エビハラ ケンスケ)  
1972年、福岡市に生まれる。中央大学法学部卒業。立命館大学大学院法学研究科博士後期課程修了。博士(法学)。現在、明治学院大学法学部グローバル法学科教授。専攻は公法学、ワイン法。国際ワイン法学会理事、一般社団法人日本ソムリエ協会ソムリエ・ドヌール(名誉ソムリエ)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)