• 本

学校に入り込むニセ科学

平凡社新書 925

出版社名 平凡社
出版年月 2019年11月
ISBNコード 978-4-582-85925-6
4-582-85925-9
税込価格 924円
頁数・縦 246P 18cm

商品内容

要旨

『水からの伝言』、EM菌、ゲーム脳、白砂糖有害論…。一見科学的な装いをしながら、実際には科学的な根拠はなく教員や生徒の「善意」を利用して勢力を広げるニセ科学。そのオカルトまがいの言説はいま、学校教育の土台を揺るがすところまで来ている―。その危険性に警鐘を鳴らしてきた第一人者が学校に侵入する怪しげなニセ科学を一刀両断。

目次

第1章 ニセ科学はなぜ危険か
第2章 ニセ科学に危機感を持った『水からの伝言』
第3章 学校や環境活動に忍び込むEM
第4章 学校にニセ科学を持ち込んだ右翼教育団体
第5章 脳をめぐるニセ科学
第6章 食育をめぐるニセ科学
第7章 子どもたちを原発の旗振り役に―エネルギー・環境教育
第8章 他にもいろいろニセ科学
第9章 ニセ科学にだまされないようにするために

おすすめコメント

エセ科学を広める教育団体、EM菌、水からの伝言……教師や生徒の善意を悪用し、学校教育に侵入するニセ科学を第一人者が一刀両断。

著者紹介

左巻 健男 (サマキ タケオ)  
1949年、栃木県生まれ。千葉大学教育学部卒。東京学芸大学大学院教育学研究科修士課程修了。専門は理科教育。東京大学教育学部附属中学校・高等学校教諭、京都工芸繊維大学教授、同志社女子大学教授、法政大学教授などを歴任。「RikaTan(理科の探検)」編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)