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あふりこ フィクションの重奏/遍在するアフリカ

出版社名 新曜社
出版年月 2019年11月
ISBNコード 978-4-7885-1654-0
4-7885-1654-3
税込価格 2,640円
頁数・縦 339P 19cm

商品内容

要旨

アフリカ各地の「物語」をフィールドワークし、色・光・音・匂い・静寂・気配を描きながら、現実と歴史を多層化させ、世界の息遣いと知的可能性に大胆に迫る。気鋭の人類学者たちが拓く“芸術・映像人類学”の革新的かつ流麗にしてデモーニッシュな地平。写真多数収録。

目次

歌に震えて(川瀬慈)
太陽を喰う/夜を喰う(村津蘭)
あふりか!わんだふる!(ふくだぺろ)
バッファロー・ソルジャー・ラプソディー(矢野原佑史)
クレチェウの故郷(青木敬)
ハラールの残響(川瀬慈)

著者紹介

川瀬 慈 (カワセ イツシ)  
1977年、岐阜県生まれ。京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博士課程修了後、マンチェスター大学グラナダ映像人類学センター研究員を経て、国立民族学博物館/総合研究大学院大学准教授。専門は映像人類学、民族誌映画。2001年より、アフリカ、主にエチオピア北部の地域社会で活動を行う吟遊詩人、楽師たちの人類学研究を行い、同時に人類学、シネマ、現代アートの実践の交差点から、映像、写真、音を用いた話法を探究。著書に『ストリートの精霊たち』(2018年、世界思想社、第6回鉄犬ヘテロトピア文学賞受賞)、映像作品に「Room 11,Ethiopia Hotel」(イタリア・サルデーニャ国際民族誌映画祭にて「最も革新的な映画賞」受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)