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スマホの中身も「遺品」です デジタル相続入門

中公新書ラクレ 675

出版社名 中央公論新社
出版年月 2020年1月
ISBNコード 978-4-12-150675-7
4-12-150675-8
税込価格 968円
頁数・縦 220P 18cm

商品内容

要旨

故人のスマホやパソコン、そしてインターネット上に遺される「デジタル遺品」。他人では詳細が把握しづらく、かつ金銭的な価値を持つものが増えたため、今や相続の場で問題化し始めている。SNSにネット銀行、生体認証、サブスクリプションサービスの浸透を前に、私たちはどう対応し、準備すべきか?契約者以外がログインすれば違法?契約者が亡くなれば○○ペイの残高は消える?そのスマホ、もはや放置は許されません!

目次

第1章 「遺品2.0」の時代 なぜデジタル遺品は厄介なのか(あらためてデジタル遺品とは
頑張らなければ確認できない ほか)
第2章 インターネット資産―頼るべきは「法」よりも「個」(「家の外」にあるデジタル遺品について
ネット銀行の対応は店舗型と同じ ほか)
第3章 遺族としてのデジタル遺品整理術(デジタル遺品と具体的にどう向き合うか
初期調査はアバウトに ほか)
第4章 遺す立場としての今日から始めるデジタル終活術(まずは「自分だけの城」の再確認から
「客観×主観」で優先順位を付ける ほか)
第5章 「5年先」「10年先」を見据えるデジタル遺品のこれから(5年後、10年後の死とデジタルの関係
10年前のISPは一身専属性が主流だった ほか)

おすすめコメント

スマホやパソコンなどのデジタル機器に遺された、故人の情報を意味する「デジタル遺品」。実際に金銭的価値を持つものが増えた一方、他人では詳細が分からないものが多く、相続の場で問題化し始めている。SNSにネット銀行、生体認証、サブスクサービスの浸透を前に、私たちはどう対応し、準備すべき? 契約者以外がログインすれば違法? 契約者が亡くなれば〇〇ペイの残高は消える? そのスマホ、もはや放置は許されません!

著者紹介

古田 雄介 (フルタ ユウスケ)  
1977年愛知県生まれ。フリー記者。名古屋工業大学工学部社会開発工学科卒業後、建設会社と葬儀会社を経て2002年に雑誌記者に転職。2007年からフリーで活動し、2010年からデジタル遺品や故人のサイトの取材を本格化した。死生やデジタルをテーマに多数の記事を執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)