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専門知を再考する

出版社名 名古屋大学出版会
出版年月 2020年4月
ISBNコード 978-4-8158-0986-7
4-8158-0986-0
税込価格 4,950円
頁数・縦 179,30P 22cm

商品内容

要旨

科学技術の浸透した世界で物事を決めるとき、専門家を無視することも、絶対的に信頼することもできない。では専門知とは何か。会話や「農民の知」から、査読や科学プロジェクト運営まで、専門知の多様なあり方を初めてトータルに位置づける。対話型専門知の可能性に光をあて、現代社会に展望をひらく名著。

目次

序章 なぜ専門知か
第1章 専門知の周期表(1)―遍在専門知と特定分野の専門知
第2章 専門知の周期表(2)―メタ専門知とメタ基準
第3章 対話型専門知と身体性
第4章 言行一致―色盲、絶対音感、重力波についての実験
第5章 新しい境界設定基準
終章 科学、市民、そして社会科学の役割
補論 科学論の幾つかの波

著者紹介

奥田 太郎 (オクダ タロウ)  
1973年生まれ。南山大学社会倫理研究所所長/人文学部教授、博士(文学)
和田 慈 (ワダ メグム)  
1981年生まれ。武蔵野大学等非常勤講師、修士(文学)
清水 右郷 (シミズ ウキョウ)  
1989年生まれ。国立循環器病研究センター医学倫理研究部流動研究員、修士(情報科学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)