変われ!東京 自由で、ゆるくて、閉じない都市
集英社新書 1028
出版社名 | 集英社 |
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出版年月 | 2020年7月 |
ISBNコード |
978-4-08-721128-3
(4-08-721128-2) |
税込価格 | 946円 |
頁数・縦 | 253P 18cm |
商品内容
要旨 |
二〇二〇年、東京はオリンピック・パラリンピックで祝祭ムードに包まれるはずだった。しかし、世界を襲った厄災によって様相は一変してしまった。これからの都市は、どんな「かたち」に変わっていくのだろうか。国立競技場や高輪ゲートウェイ駅など、東京の最前線で幾多の「大きな」建築を手掛けてきた隈研吾は、一方で、シェアハウス、トレーラーの移動店舗、木造バラックの再生など「小さな」プロジェクトに積極的に取り組んできた。「大きなハコ」の限界を指摘し、「小さな場所」の可能性を探る本書は、未知の時代を生きる都市生活者の生き方、暮らし方に、新しい方向を指し示す。 |
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目次 |
第1章 なぜ東京は世界中心都市のチャンスを逃したか |
おすすめコメント
コロナ後の都市のテーマは「衛生」ではなく「自由」である(「はじめに」より)オリンピック・パラリンピックの祝祭モードから一転、自粛ムードに覆い尽くされた東京。しかし、このピンチは、東京が変わるきっかけになるかもしれない。キーワードは、「大きなハコ」から「小さな場所」へ。国立競技場や高輪ゲートウェイ駅など、東京の最前線で幾多の「大きな」建築を手掛ける一方で、シェアハウス、トレーラーの移動店舗、木造バラックの再生など「小さな」プロジェクトに積極的に取り組んできた隈研吾が、未知の時代を生きる都市生活者の生き方、暮らし方に、新しい方向を指し示す。既刊『新・都市論TOKYO』『新・ムラ論TOKYO』に続く対話篇シリーズの集大成!【目次】はじめに 隈研吾第1章 なぜ東京は世界中心都市のチャンスを逃したか第2章 シェア矢来町──私有というワナ第3章 神楽坂「TRAILER」──流動する建築第4章 吉祥寺「てっちゃん」──木造バラックの魅惑第5章 池袋━━「ちょっとダサい」が最先端終章 ずっと東京が好きだったおわりに 清野由美