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高瀬庄左衛門御留書

出版社名 講談社
出版年月 2021年1月
ISBNコード 978-4-06-519273-3
4-06-519273-0
税込価格 1,870円
頁数・縦 335P 20cm

商品内容

文学賞情報

2021年 第15回 舟橋聖一文学賞受賞
2021年 第11回 本屋が選ぶ時代小説大賞受賞
2021年 第9回 野村胡堂文学賞受賞
2021年 第15回 舟橋聖一文学賞受賞

要旨

神山藩で、郡方を務める高瀬庄左衛門。五十を前にして妻を亡くし、息子をも事故で失い、ただ倹しく老いてゆく身。息子の嫁・志穂とともに、手慰みに絵を描きながら、寂寥と悔恨の中に生きていた。しかしゆっくりと確実に、藩の政争の嵐が庄左衛門に襲いくる。人生の苦渋と生きる喜びを丁寧に描く、武家もの時代小説の新星、ここに誕生!

出版社・メーカーコメント

五十手前で妻を亡くし、息子をも事故で失った郡方の高瀬庄左衛門。老いゆく身に遺されたのは、息子の嫁だった志穂と、手すさびに絵を描くことだけだった。寂寥と悔恨を噛みしめ、韜晦の日々を送るが、それでも藩の政争の嵐が庄左衛門を襲う。第165回直木賞候補作。

著者紹介

砂原 浩太朗 (スナハラ コウタロウ)  
1969年生まれ。兵庫県神戸市出身。早稲田大学第一文学部卒業。出版社勤務を経て、フリーのライター・編集・校正者に。2016年「いのちがけ」で第2回「決戦!小説大賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)