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ビーフ巡査部長のための事件

扶桑社ミステリー フ42−4

出版社名 扶桑社
出版年月 2021年2月
ISBNコード 978-4-594-08712-8
4-594-08712-4
税込価格 1,100円
頁数・縦 335P 16cm

商品内容

要旨

ケント州の「死者の森」で、頭部を銃で撃たれた死体が発見される。地元警察が自殺として処理するつもりだと考えた被害者の妹は、警察を退職して私立探偵を始めたビーフに事件の再調査を依頼する。一方、その一年前、ウェリントン・チックルは一冊の日誌を書き始めた。「私は殺人を実行する決心をした。…そして、ここが肝要な点なのだが、―私には動機がないのだ」『野獣死すべし』ばりの構成の妙とフェアプレイの精神で読者を魅了する、英国本格の精華がここに登場!

出版社・メーカーコメント

『三人の名探偵のための事件』『死の扉』の英国黄金期本格の巨匠、待望の第6長篇登場。「動機なき芸術殺人」の謎に名探偵ビーフが挑む!森で発見された死体と、1年前の殺人計画手記。錯綜する証拠から導かれる意想外の真相とは?ケント州の「死者の森」で、頭部を銃で撃たれた死体が発見される。地元警察が自殺として処理するつもりだと考えた被害者の妹は、警察を退職して私立探偵を始めたビーフに事件の再調査を依頼する。一方、その一年前、ウェリントン・チックルは一冊の日誌を書き始めた。「私は殺人を実行する決心をした。……そして、ここが肝要な点なのだが、――私には動機がないのだ」『野獣死すべし』ばりの構成の妙とフェアプレイの精神で読者を魅了する、英国本格の精華がここに登場!(解説・三門優佑)

著者紹介

ブルース,レオ (ブルース,レオ)   Bruce,Leo
1903年、ケント州イーデンブリッジ生まれ。本名ルーパート・クロフト‐クック。さまざまな著作活動を行いながら、ブルース名義で1936年に最初の本格ミステリー『三人の名探偵のための事件』(扶桑社ミステリー)を発表。ビーフ巡査部長を探偵役とする長篇を8作刊行したのち、新たな探偵キャロラス・ディーンを登場させる。その後計23作のディーン・シリーズを遺し、1979年死去
小林 晋 (コバヤシ ススム)  
1957年、東京生まれ。クラシック・ミステリーを中心に訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)