父を撃った12の銃弾
出版社名 | 文藝春秋 |
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出版年月 | 2021年2月 |
ISBNコード |
978-4-16-391336-0
(4-16-391336-X) |
税込価格 | 2,420円 |
頁数・縦 | 375P 20cm |
商品内容
要旨 |
父の身体には、たくさんの銃弾が残した傷がある―。エドガー賞最優秀長編賞最終候補。みずみずしい感動を呼ぶ傑作ミステリー。12歳の少女ルーは、父とともに亡き母の故郷に移り住んだ。それまでは父とふたり、各地を転々としながら暮らしてきたが、娘に真っ当な暮らしをさせようと、父サミュエルは漁師として働くことを決めたのだ。しかし母方の祖母は父娘に会おうとしない。母はなぜ死んだのか。自分が生まれる前、両親はどんなふうに生きてきたのか。父の身体に刻まれた弾傷はどうしてできたのか。真相は彼女が考える以上に重く、その因縁が父娘に忍び寄りつつあった…。ティーンとしていじめや恋愛を経験して成長してゆくルーの物語と、サミュエルを撃った弾丸にまつわる過去の断章を交互に語り、緊迫のクライム・サスペンスと雄大なロード・ノヴェル、鮮烈な青春小説と美しい自然の物語を完璧に融合させ、全米各紙誌の絶賛を浴びた傑作。 |
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出版社・メーカーコメント
父の体に残る幾つもの弾傷。父の暗い過去と母の死の謎を追う少女を美しくリリカルに描いて圧倒的な感動を呼ぶ傑作青春ミステリー。エドガー賞最終候補。