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蒼海の碑銘 続

海に眠る戦争の記憶

出版社名 イカロス出版
出版年月 2022年8月
ISBNコード 978-4-8022-1193-2
4-8022-1193-7
税込価格 3,150円
頁数・縦 151P 30cm
シリーズ名 蒼海の碑銘

商品内容

目次

太平洋の航空戦(F6Fヘルキャット
零式艦上戦闘機 ほか)
補助艦艇・徴用船(特設運送船「乾祥丸」
特設運送船「日豊丸」 ほか)
戦闘艦艇(掃海駆逐艦エモンズ
第五十号駆潜艇 ほか)
海底に遺されたものたち

出版社・メーカーコメント

戦後77年が過ぎ、あの戦争の痕跡も多くが消えつつある。しかし、海底には今も多くの艦船や航空機が眠っている。沖縄から、日本の大根拠地だったトラック諸島、激戦の舞台となったソロモン諸島、そして観光地としても知られるグアムやパラオにも、「戦争の記憶」が残る。本書はレック(沈んでいる船や航空機)をライフワークとして撮影を続けている戸村裕行カメラマンが、各地で収めた海底の戦争遺産を収録した写真集の第2弾。戦後70年以上を経てもなお、かつての雄姿をとどめる戦闘艦艇、悲劇的な最期を遂げた徴用船、零戦をはじめとする各種の日本軍機など、静かに海底に眠る姿を紹介する。

著者紹介

戸村 裕行 (トムラ ヒロユキ)  
1982年埼玉県生まれ。世界の海中を巡り、大型海洋生物からマクロといわれる生物まで、さまざまな水中景観を撮影し続けている水中写真家。多岐にわたる撮影対象の中でも、ライフワークとして、大東亜・太平洋戦争、第二次世界大戦に起因して海底に眠ることとなった艦船や航空機などの撮影を世界各地で続け、その取材内容はミリタリー総合誌・月刊「丸」(潮書房光人新社)の人気コンテンツとして毎月連載を続けている。2018年にはそれらをまとめた水中写真展「群青の追憶」を靖國神社遊就館で開催したのを皮切りに、全国各地の平和記念館や博物館などを巡回、テレビや新聞などで取り上げられ、多くの来場者を集める。2020年、海底の戦争遺産としての写真集「蒼海の碑銘」(イカロス出版)を上梓。また、「歴史を知るダイビング」としてレック(沈船)ダイビングの認知に努め、戦争遺産を未来に伝えていくための活動が注目を集めている。執筆・講演多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)