
このジャンルの予約商品
サスペンス作家が殺し屋を特定するには 【創元推理文庫】 エル・コシマノ 辻 早苗 | 2025年11月28日 発売予定 |
---|---|
この世の花(3) 【時代小説文庫】 佐々木 裕一 | 2025年12月15日 発売予定 |
暗黒空間 【創元SF文庫】 ロブ・ハート&アレックス・セグラ 茂木 健 | 2025年11月12日 発売予定 |
横丁の名探偵 犯人当て小説傑作選 【創元推理文庫】 仁木 悦子他 福井 健太 | 2025年11月28日 発売予定 |
シャム双子の謎(新訳版) 【創元推理文庫】 エラリー・クイーン 中村 有希 | 2025年11月20日 発売予定 |
世界はうつくしいと 【ハルキ文庫】 長田 弘 | 2025年12月15日 発売予定 |
クリスマスに捧げるドイツ綺譚集 【創元推理文庫】 ホフマン コンテッサ フケー E・T・A・ホフマン 遠山 明... | 2025年11月20日 発売予定 |
眠れない夜にみる夢は 【創元文芸文庫】 深沢 仁 | 2025年11月28日 発売予定 |
妖怪奉行のとんでもない一日 【創元推理文庫】 廣嶋 玲子 | 2025年11月28日 発売予定 |
深川青春捕物控4 痩せても枯れても 【時代小説文庫】 東 圭一 | 2025年12月15日 発売予定 |
出版社・メーカーコメント
暗算は得意なのに、なぜ日本人に理数嫌いが多いのか。その原因には、歴史的・構造的な要因があるのではないか?物理学の泰斗がそんな素朴な疑問から、古来、人間の文化・文明に欠かせない「数の知識」と日本人社会とのかかわりを、たどってみるとーー。12進法を使って土木建築を行ったといわれる縄文時代、ピタゴラスの定理で平城京を作り、飛鳥時代に日本初の元嘉暦を生む。奈良時代には正確な計測が不可欠な班田収授の法を採用するも、平安時代には「金勘定はいやしい仕事」と一気に理数離れが起こるーー。江戸時代の寺子屋と算術教育、日本初のサイエンス・和算の誕生、明治時代の算術から算数への大変換、そして戦後の数教育まで、5000年超の通史を豊富なエピソードで活写。理数科は単なる技術を支える手段ではない。数理に対する関心と尊敬心が高まる、ユニークな数学読本!/解説上野健爾(京都大学名誉教授 四日市大学関孝和数学研究所長)筆者の言葉)「歴史家は数学に興味を持たない人が多く、科学史家はそれぞれの専門を守っている。理系に身を置いてはいるが、数学や歴史学に素人の筆者が本誌を書くに至ったのは、こんな事情であまり知られていない数の日本史に、現代人に強く訴えるものがあると感じたからである。(中略) 社会の専門化によって閉塞感に悩んでいる現代知識人にとって、日本文化の意外な再発見と解放感をもたらすだろう」