光と音楽
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 2025年6月 |
ISBNコード |
978-4-06-539713-8
(4-06-539713-8) |
税込価格 | 2,420円 |
頁数・縦 | 268P 19cm |
商品内容
要旨 |
音楽をつうじて考える。「光がもし作曲をしなかったならば、僕や家族は、かれの内面にある、いちばん奥の箱にしまわれている繊細なものを、ずっと知らないままでいたことでしょう」言葉で考えることができない長男の喜びと悲しみ、家族の絆―単行本未収録9篇を含む珠玉のエッセイ集。 |
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目次 |
1(Graceとしての音楽 |
出版社・メーカーコメント
ノーベル賞作家・大江健三郎の文学世界に特異な広がりと輝きを与える源となった、長男光。生来の知的な障害ゆえ、言葉で世界を理解することに困難を抱えているが、家族は光の「音楽」への鋭い感受性と、音楽をつうじて考える光の生のスタイルに「新しい人」の誕生を見る。光が作曲した私家版楽譜集へ添えた文章から大江光のCDのライナーノートなど単行本未収録エッセイ、そして広く一般読者へ向けて書かれた「光と音楽」をめぐる文章を厳選してゆかり夫人の絵とともに贈る、人間への深い信頼に充ちた珠玉のエッセイ集。