本を読んだら散歩に行こう
出版社名 | 集英社 |
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出版年月 | 2022年6月 |
ISBNコード |
978-4-08-788078-6
(4-08-788078-8) |
税込価格 | 1,650円 |
頁数・縦 | 229P 19cm |
商品内容
要旨 |
認知症の義母の介護、双子の息子たちの受験、積み重なりゆく仕事、長引くコロナ禍…ハプニング続きの日々、愛犬ハリーを横に開くのは。大反響既刊『兄の終い』『全員悪人』『家族』をめぐる濃厚エピソードと40冊。 |
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目次 |
父の死と、さみしさという遺産 |
出版社・メーカーコメント
実兄の突然死をめぐる『兄の終い』、認知症の義母を描く『全員悪人』、壊れてしまった実家の家族について触れた『家族』。大反響のエッセイを連発する、人気翻訳家の村井理子さん。認知症が進行する義母の介護、双子の息子たちの高校受験、積み重なりゆく仕事、長引くコロナ禍……ハプニング続きの日々のなかで、愛犬のラブラドール、ハリーを横に開くのは。読書家としても知られる著者の読書案内を兼ねた濃厚エピソード満載のエッセイ集。「本は私が必要とするその時まで、じっと動かず、静かにそこで待っていてくれる。人間は信用できない。信用できるのは、本、それから犬だけだ」(本書「はじめに」より一部抜粋)以下、目次一部。突然死した兄の汚部屋の饒舌さ/本とともにやってきたはじめての本気の恋/お弁当時間、女子中学生の憂鬱/金色の目をした黒猫の残像/母の葬儀は、本人希望のレディースセット/十回目の三月十一日に愛犬の横で流す涙/焼酎4リットルパックが伝える兄の最期のメッセージ/実家から去っていった大切なペットたち/中学三年受験生の悩める母の夏/夫の両親に贈った大型テレビの行く末/仕事のやる気スイッチを押した最恐物件/四十代とは違う五十代の本当の恐ろしさ/流れの速い川を進む兄と、母の叫び声/認知症進行中の義母の舌に残る菓子の味/実兄よりも兄として慕った音信不通のままの男性/義両親と過ごす修行を経て戻った大好きな正月……他、全40章。