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恐竜大絶滅 陸・海・空で何が起きていたのか

中公新書 2857

出版社名 中央公論新社
出版年月 2025年5月
ISBNコード 978-4-12-102857-0
4-12-102857-0
税込価格 1,320円
頁数・縦 201P 18cm

商品内容

要旨

6600万年前、生態系の頂点を極めた恐竜類が地球上から姿を消した。大量絶滅事件の原因は、隕石だとするのが現在の定説である。ただ、その影響は一様ではなかった。突然のインパクトを前に、生存と滅亡の明暗は、いかに分かれたのか?本書は、恐竜、翼竜、アンモノイド、サメ、鳥、哺乳類などの存亡を幅広く解説。大量絶滅事件の前後のドラマを豊富な図版とともに描き出し、個性豊かな古生物たちの歩みを伝える。

目次

第1部 大量絶滅事件、勃発(隕石落下というはじまり―謎多き大事件)
第2部 滅びに至る物語(陸の王者―恐竜類の1億6000万年
空の主役―翼竜類の1億6000万年
世界の証人―アンモノイド類が歩んだ3億年)
第3部 滅びを超えた物語(絶滅しなかった海の主―役者は交代するも舞台は続く
恐竜類の生き残り―絶滅と生存の分水嶺
私たちへの道―霊長類、現る)

出版社・メーカーコメント

隕石衝突に至るまでの古生物の進化史はいかなるものだったのか? そして、絶滅と生存の明暗が分かれた理由は何だったのか? サイエンスライターが、その経緯などを巧みに解説。

著者紹介

土屋 健 (ツチヤ ケン)  
埼玉県生まれ。サイエンスライター。オフィスジオパレオント代表。日本地質学会会員、日本古生物学会会員、日本文藝家協会会員。金沢大学大学院自然科学研究科で修士(理学)を取得(専門は地質学、古生物学)。その後、科学雑誌『Newton』編集記者、部長代理を経て、2012年より現職。19年にサイエンスライターとして初めての日本古生物学会貢献賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)