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囚われの山

中公文庫 い132-5

出版社名 中央公論新社
出版年月 2023年5月
ISBNコード 978-4-12-207362-3
4-12-207362-6
税込価格 968円
頁数・縦 459P 16cm

商品内容

要旨

世界登山史上最大級の遭難―一九〇二年の八甲田雪中行軍遭難事件。一九九人もの犠牲者をだした痛ましきこの大事件に、歴史雑誌編集者の男が疑問を抱いた。鍵を握るのは、一二〇年前の白い闇に消えてしまった、ひとりの兵士。男は取り憑かれたように、八甲田へ向かうのだが…。未曽有の大惨事を題材に挑んだ長篇ミステリー。

出版社・メーカーコメント

世界登山史上有名、かつ最大級の遭難事故、八甲田雪中行軍遭難事件。だが、この大惨事には、白い闇に隠された秘密が!? 長篇ミステリー。〈解説〉長南政義

著者紹介

伊東 潤 (イトウ ジュン)  
1960年、横浜市生まれ。早稲田大学社会科学部卒業。外資系企業に勤務後、経営コンサルタントを経て2007年、『武田家滅亡』でデビュー。『国を蹴った男』で第三十四回吉川英治文学新人賞を、『巨鯨の海』で第四回山田風太郎賞を受賞。そのほか文学賞多数受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)