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『古事記』神話から読む古代人の心 こころをよむ

NHKシリーズ NHKテキスト

出版社名 NHK出版
出版年月 2022年12月
ISBNコード 978-4-14-911062-2
4-14-911062-X
税込価格 880円
頁数・縦 198P 21cm

出版社・メーカーコメント

日本神話研究の第一人者が考える、日本人の「こころ」の起源 イザナキ、イザナミ、アマテラス、オホクニヌシ……。古代より日本各地では、神様・女神様にまつわる神話が語られ、『古事記』『日本書紀』『風土記』などによって伝承されてきた。日本神話において語られる神様は、たとえばスサノヲノミコトのように、素晴らしい行いもするが反対にひどい悪さもするというように、 極めて人間的な姿で描かれることが多いが、それはなぜなのか? 『古事記』をはじめ、日本全国に伝承されてきた物語のエピソードから、私たちが先祖代々受け継いできた「日本のこころ」について考える。 第一回 人間のはじまり――ウマシアシカビヒコヂ第二回 人は草である――循環する生と死第三回 農耕の起源――種をもってきたスサノヲ第四回 赤い血と白い「ち」――母の力第五回 父とむすめ――親和する親子関係第六回 父とむすこ――対立をはらむ親と子第七回 兄弟姉妹――アマテラスとスサノヲ第八回 くろ・しろ・あを・あか――古代人の色第九回 戸をめぐる神話――二つの世界のはざま第一〇回 笑い――ヱムとワラフとヱラク第一一回 神話を楽しむ――高天の原の神がみ第一二回 神と暮らす