• 本

文化進化の考古学

出版社名 勁草書房
出版年月 2017年8月
ISBNコード 978-4-326-24845-2
4-326-24845-9
税込価格 2,860円
頁数・縦 224P 20cm

商品内容

要旨

生物進化の考え方は、祖先から継承されてきた文化進化にもつかえる。歴史科学構築の基盤を提供する研究成果。

目次

第1章 現代的な文化進化の理論
第2章 遠賀川式土器の楕円フーリエ解析
第3章 幾何学的形態測定学による前方後円墳の墳丘形態の定量的解析
第4章 戦争と人類進化―受傷人骨の視点から
第5章 考古学は進化学から何を学んだか
補遺 幾何学的形態測定学とRを使った解析例

おすすめコメント

土器、古墳、人骨――。日本の豊富な考古遺物はまさに文化進化の「化石」である。考古学データに進化のメスを入れる野心的研究成果。

著者紹介

中尾 央 (ナカオ ヒサシ)  
1982年生。京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学、京都大学)。現在は山口大学国際総合科学部助教。専門は科学哲学・科学技術社会論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)