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1年で潰れると言われた野球部が北国のビニールハウスから甲子園に行った話

出版社名 幻冬舎
出版年月 2025年7月
ISBNコード 978-4-344-04451-7
4-344-04451-7
税込価格 1,650円
頁数・縦 277P 19cm

商品内容

要旨

学歴も人脈もナシ!無名の監督の、思考と検証と挑戦の記録。

目次

はじめに 「野球に力を入れるつもりなら、あなたのような無名の人は呼ばない」
第1章 室内練習場は農業用ビニールハウス
第2章 平日1日3時間の練習で甲子園出場をつかみ取る
第3章 甲子園中心の高校野球の常識を変える聖愛イズム
第4章 「勝ち」から「価値」へ。野球に取り組む意味をリフレーミングする
第5章 人生に必要なことはみんな野球が教えてくれる
あとがき 「星を見に行く物語」とともに

出版社・メーカーコメント

「我武者羅」よりも、「1人1人が考える」チームへ−−。学歴も人脈もナシ!「野球に力を入れるつもりなら、あなたのような無名な人を呼ばない」とまで言われた無名の監督が、「思考と言語化」で、ゼロから強いチームを作り上げた!その、思考と検証と挑戦の記録。校長からは「野球に力を入れるつもりなら、あなたのような、無名な人を監督に呼ばない」と言われ、ようやく集めた部員からは、「キャッチボールも、生まれて初めてです」と言われた。それが、このチームの始まりだ−−。1年の3分の1は雪に閉ざされるため、近所の農家の協力でグラウンドにビニールハウスを建て、冬はその中で練習。それでも、絶対甲子園に行く!と決めていた。しかし、こんなチームでどうやって?飛び込み営業スタイルで強豪校・名門校の門を叩いて教えを請い、練習試合をお願いし、自分たちにないものは次々取り入れる。野球に関係なく、組織作りや人材育成に長けた指導者や経営者に会いに行き、新しい考え方を、野球にもどんどん応用する。ついに甲子園出場も果たし、今や、青森県では強豪チームに名を連ねる弘前学院聖愛高校。しかも選手たちは、自ら考える力をつけ、コミュニケーション能力も高いと評判だ。今だに、ビニールハウスで練習を続ける聖愛高校野球部の強さの秘密とは?稀に見るほどの「思考と言語化」とはいったい?学歴も人脈も無い監督が、いかにして、”考える選手”と、”強いチーム”を作ったか。感動のノンフィクション。

著者紹介

原田 一範 (ハラダ カズノリ)  
1977年青森県北津軽郡生まれ。弘前工業高校野球部出身。介護の専門学校卒業後、介護職に従事。96年に母校・弘前工のコーチに就任。2001年4月に、弘前学院聖愛高校野球部の創部と共に監督に就任し、現在まで25年間監督を務める。コーチ業、監督業の傍ら、日本大学通信教育部で学び、卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)