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誰が日本を支配するのか!? 政治とメディア

出版社名 マガジンハウス
出版年月 2010年8月
ISBNコード 978-4-8387-2156-6
4-8387-2156-0
税込価格 1,466円
頁数・縦 207P 19cm

商品内容

要旨

自民党から民主党への政権交代、鳩山政権の崩壊と菅内閣の誕生、7月11日に行われた参院選での民主党惨敗…。「迷走」を続ける日本の政治はどこへ向かうのか?そして、政権交代を機に加速し始めた、メディアやジャーナリズムの危機は救えるのか。

目次

1 日本の政治はどこへ行くのか?(イエスは“ずるいおっさん”
お金を払ってモノを買うことに疑問を持たないことが「思想」
ナショナリズムは人類の原罪
野中広務と耐エントロピー
普天間飛行場移設問題の深層
徴税と国家
誰の利益も代表しない民主党政権
脱官僚を掲げた官僚体質の政党
南北朝時代と小鳩政権
菅直人の権力基盤)
2 鳩山政権崩壊、菅内閣誕生の舞台裏(鳩山下ろし
首相になる気だった小沢一郎
官僚にコントロールされた普天間問題
政治からカネの問題がなくなれば、世の中よくなるのか?
政権交代でメディアは変わったのか?
菅政権はどこへ行く?
参院選を終えて)
3 政権交代でメディアは変わったのか
4 「最小不幸社会」の政治経済学(小泉政治否定を原動力とした政権交代の実現
米官業による日本政治支配の構造
最小不幸社会を目指す政策とは
自助重視vsセーフティネット重視
最重要の労働市場構造改革
言葉遊びの域を出ない「第三の道」論
隠し切れない大企業減税=庶民大増税政策の矛盾
主権者国民政権の樹立に向けて)

著者紹介

佐藤 優 (サトウ マサル)  
1960年1月18日、埼玉県生まれ。同志社大学大学院神学研究科修士課程修了後、外務省入省。分析のエキスパートとして力を発揮し、対ロシア外交の最前線で活躍。「戦後最強の外交官」「外務省のラスプーチン」などの異名をとる。2002年5月、背任容疑で逮捕。東京拘置所に512日間勾留される。逮捕の後も辞職はせず、失職までの執筆時の肩書きは「起訴休職外務事務官」。’05年に発表した『国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて』(新潮社)で第59回毎日出版文化賞特別賞を受賞
魚住 昭 (ウオズミ アキラ)  
1951年10月25日、熊本県生まれ。一橋大学法学部卒業。共同通信社社会部で司法記者として東京地検特捜部、リクルート事件などを取材。’96年退社し、フリーのノンフィクション作家に。同年、共同通信社会部のチームで書いた『沈黙のファイル―「瀬島龍三」とは何だったのか』(共同通信社)で日本推理作家協会賞受賞。2004年、『野中広務 差別と権力』(講談社)で講談社ノンフィクション賞受賞。’06年より、佐藤優、宮崎学らとメディア勉強会「フォーラム神保町」を運営(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)