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おんなのこはもりのなか

出版社名 マガジンハウス
出版年月 2017年4月
ISBNコード 978-4-8387-2835-0
4-8387-2835-2
税込価格 1,430円
頁数・縦 189P 19cm

商品内容

要旨

ぼくを誘い、彷徨わせる君はなにもの?圧倒的に不可解な女子たちをどこまでも追いかけて―。人気演劇作家が悶々としながら視て、触れて、記憶した半生の足跡。an・an発、初エッセイ集!

目次

1 からだ(うでの毛、さわさわ。
はえぎわんだーらんど。
その前髪は誰の指図でもない。 ほか)
2 きおく(20代の「いつか」について。
昼下がりの如雨露。
かかとがずぶずぶなひと。 ほか)
3 におい(サイズがちがうの着ちゃうわけ。
マフラーにしまわれたい。
サボテン荘の人々。 ほか)

出版社・メーカーコメント

又吉直樹さん絶賛!天才演劇作家の妄想と日常が交錯する待望の初エッセイ集!1985年に北海道で生まれ、2007年に「マームとジプシー」を旗揚げして、26歳のときに演劇界の芥川賞とも称される岸田國士戯曲賞を受賞。 ――故・蜷川幸雄氏も一目置いた天才演劇作家が女性週刊誌『アンアン』にて思うがままを言葉にして焼きつけた不可解な女子たちのからだ、きおく、におい、あるいは、そのすべて。「振り回されること自体が、気持ちいいのはなぜだろう。振り回されて、豊かな気持ちになるのはなぜだろう」日々、悶々と女子たちを傍観して生きる男の日常が明かされる妄想系エッセイの最高傑作、ついに完成!又吉直樹さん絶賛!「透きとおった変態性と切なさが最高でした。」

著者紹介

藤田 貴大 (フジタ タカヒロ)  
1985年生まれ、北海道出身。桜美林大学文学部総合文化学科にて演劇を専攻、2007年に『スープも枯れた』でマームとジプシーを旗揚げ。11年に発表した三連作『かえりの合図、まってた食卓、そこ、きっと、しおふる世界。』で第56回岸田國士戯曲賞を受賞。さまざまな分野のアーティストとの共作を意欲的に行うと同時に、中高生たちとのプロジェクトも積極的に行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)