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文楽ナビ

出版社名 マガジンハウス
出版年月 2020年9月
ISBNコード 978-4-8387-3128-2
4-8387-3128-0
税込価格 3,300円
頁数・縦 381P 21cm

商品内容

要旨

「酒屋」「寺子屋」「山の段」全16演目。Q&A形式で見所がよくわかる。『歌舞伎ナビ』『能ナビ』に続く待望の第3弾!!

目次

初級編(堀川―マクラ一枚が大切
引窓―人間の情愛を聞く
野崎村―詞、地、イロの聞き分け
十種香―場面に分けて見る)
中級編(鮓屋―時代と世話の区別
太功記十冊目―時代のなかの世話
寺子屋―身代わりとモドリ
七段目―掛け合いという技巧)
上級編(俊寛―本行は能楽
金殿―神話の裏側
渡海屋 大物浦―「平家物語」の真実
熊谷陣屋―無常観
合邦―聖と汚辱の鎮魂)
卒業編(道明寺―人が神になる刻
山の段―風とはなにか)
名人列伝(名人が教えてくれたこと
昔はよかった!!でも今もいい)

出版社・メーカーコメント

文楽の本当の見方がわかります。  演劇評論の第一人者といっしょに、文楽の代表的な演目を読み進めるうちに、見どころ聞きどころが身につきます。 これから文楽の世界に触れてみたい人には最高の入門書として、何度も文楽を見ている人には新たな発見への手引書として。 「人形は動かないときこそ大事」「浄瑠璃は全部わかろうとする必要はない」。 人形・三味線・浄瑠璃の三位一体で構成される文楽鑑賞の真髄を、演劇評論の大家がわかりやすく伝授。 「酒屋」「野崎村」「鮓屋」「俊寛」「道明寺」など16演目の見どころ、聞きどころを解説。 対話形式の展開で、すっと作品世界に入っていけます。

著者紹介

渡辺 保 (ワタナベ タモツ)  
1936年、東京生まれ。演劇評論家。初めて歌舞伎を見たのは6歳のとき。中学生の頃から芝居を見るたびにノートをつけるようになる。古典に限らず、現代劇や舞踊についても、どこをどう見るべきなのか、積みかさねてきた方法論はとても理論的でわかりやすい。84歳になってすぐ、大病を患ったが全快。歌舞伎劇評をHPで発表し続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)