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捨てない生きかた

マガジンハウス新書 001

出版社名 マガジンハウス
出版年月 2022年1月
ISBNコード 978-4-8387-7501-9
4-8387-7501-6
税込価格 1,000円
頁数・縦 197P 18cm

商品内容

要旨

捨てなくていい―何年も着ていない服、古い靴や鞄、本、小物…愛着ある「ガラクタ」は人生の宝物である。後半生の生活を豊かにするヒント。

目次

第1章 モノやヒトとの距離感
第2章 人生百年時代は「ガラクタ」とともに生きる
第3章 私流・捨てない生活
第4章 捨てることの難しさ
第5章 失われつつある、町の記憶
第6章 この国が捨ててきたもの

出版社・メーカーコメント

モノが捨てられない― それもまたいいではないか。著者自身の「捨てない生活」から、仏教の「捨てる思想/捨てない思想」、「この国が捨ててきたもの」までを語り、モノを捨てることがブームとなっている現代社会に一石を投じます。人生の後半生は、モノに宿った【記憶】とともに生きる黄金の時代なのです!●ふえゆくモノたちと、どう暮らしていくか●シンプルライフにひそむ「空虚さ」●モノは「記憶」を呼び覚ます装置である●「ガラクタ」は孤独な私たちの友●生き生きと老いていく●人づき合いは浅く、そして長く●法然と親鸞が捨てようとしたもの●過去を振り返ってこそ、文明は成熟する etc.

著者紹介

五木 寛之 (イツキ ヒロユキ)  
1932年福岡県生まれ。朝鮮半島で幼少期を送り、47年引き揚げ。52年早稲田大学ロシア文学科入学。57年中退後、編集者、ルポライターを経て、66年『さらばモスクワ愚連隊』で小説現代新人賞、67年『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞、76年『青春の門 筑豊篇』ほかで吉川英治文学賞、英文版『TARIKI』は2001年度「BOOK OF THE YEAR」(スピリチュアル部門)に選ばれた。02年に菊池寛賞、09年にNHK放送文化賞、10年『親鸞』で第64回毎日出版文化賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)