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京都文学小景 物語の生まれた街角で

光文社文庫 お33−8

出版社名 光文社
出版年月 2022年2月
ISBNコード 978-4-334-79307-4
4-334-79307-X
税込価格 748円
頁数・縦 252P 16cm

商品内容

要旨

川端康成、中原中也、尹東柱―京都と縁のある文学を題材に、不思議な出会いに翻弄される人々を描く。不良少年の東住、彼の名前の由来は戦時中独立運動の疑いで投獄された尹東柱だった…。(「東柱(ドンジュ)と東柱(とうちゅう)」)大学生の秀文は、曽祖父と笑顔で写真に写る謎の女性の姪孫を訪ねた…。(「『土曜日』のフランソア喫茶室」)第八回京都本大賞受賞の著者が紡ぐ、新たな京都ミステリ四編。

著者紹介

大石 直紀 (オオイシ ナオキ)  
1958年静岡県生まれ。’98年第2回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞した『パレスチナから来た少女』でデビュー。2003年『テロリストが夢見た桜』で第3回小学館文庫小説賞、’06年『オブリビオン―忘却』で第26回横溝正史ミステリ大賞テレビ東京賞、’16年『二十年目の桜疎水』収録の「おばあちゃんといっしょ」で第69回日本推理作家協会賞短編部門、’20年『二十年目の桜疎水』で第8回京都本大賞を受賞。TVや映画のノベライズも多数手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)