• 本

魔王

講談社文庫 い111−2

出版社名 講談社
出版年月 2008年9月
ISBNコード 978-4-06-276142-0
(4-06-276142-4)
税込価格 770円
頁数・縦 369P 15cm
シリーズ名 魔王

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 伊坂がファシズム、憲法改正を書く

    伊坂といえば、軽快で爽やかなエンターテイメントというイメージですが、この作品は小泉首相以降の日本の政治と大衆の状況に切り込んでいる異色作です。今読まないと後悔するかもしれません。対になっている2作品から成っています。題材はファシズムと憲法改正です。異色作ですが、優しさ、兄弟愛、軽快なテンポはいつも通りの伊坂です。

    (2008年10月4日)

商品内容

要旨

会社員の安藤は弟の潤也と二人で暮らしていた。自分が念じれば、それを相手が必ず口に出すことに偶然気がついた安藤は、その能力を携えて、一人の男に近づいていった。五年後の潤也の姿を描いた「呼吸」とともに綴られる、何気ない日常生活に流されることの危うさ。新たなる小説の可能性を追求した物語。

出版社・メーカーコメント

本年度本屋大賞受賞作家による最大の問題作不思議な力を身につけた男が大衆を扇動する政治家と対決する「魔王」と、それと対をなし、静謐な感動をよぶ「呼吸」。00年代最注目作家が挑戦し到達した話題作

著者紹介

伊坂 幸太郎 (イサカ コウタロウ)  
1971年千葉県生まれ。’95年東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で、第5回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー。’04年『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、「死神の精度」で第57回日本推理作家協会賞短編部門、’08年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞、第21回山本周五郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)