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現代と仏教 いま、仏教が問うもの、問われるもの

出版社名 佼成出版社
出版年月 2006年12月
ISBNコード 978-4-333-02250-2
4-333-02250-9
税込価格 2,750円
頁数・縦 299P 21cm

商品内容

要旨

私たちは「仏教」に何を求めるのか―。重層化・複雑化する現代日本の諸問題を切り口に、Engaged Buddhism(社会参加仏教)への新たな視座を提示する論考16篇。

目次

序論 仏教に何が可能か
第1部 「生命のかけがえなさ」と仏教(「いのち」の価値を保証する仏教(生命)
環境問題における仏教の可能性(環境)
水子供養の論理は超えられるか?―生命倫理と仏教(生命倫理) ほか)
第2部 「社会のなかの仏教」のあるべき形(仏教と大衆自立思想―権威に抗う在家主義の時代性(大衆運動)
教育における仏教の可能性―迷わないために(教育)
仏教とジェンダーフリー・バッシング(性差) ほか)
第3部 仏教者としての主体性(自己とは何か(自己)
「個」の条件―仏教者の視点から(他者)
死者と生きる(死者) ほか)

おすすめコメント

<出世間の教え>を戴く仏教者は、社会とどのように関わっていくべきか――? 仏教への新たな期待が高まる今日、Engaged Buddhism(社会参加仏教)のあり方を根本から問い直す、気鋭の若手仏教者による16の論考。