どうしても生きてる
幻冬舎文庫 あ−49−2
| 出版社名 | 幻冬舎 |
|---|---|
| 出版年月 | 2021年12月 |
| ISBNコード |
978-4-344-43141-6
(4-344-43141-3) |
| 税込価格 | 858円 |
| 頁数・縦 | 379P 16cm |
商品内容
| 要旨 |
死んでしまいたいと思うとき、そこに明確な理由はない。心は答え合わせなどできない。(「健やかな論理」)尊敬する上司のSM動画が流出した。本当の痛みの在り処が写されているような気がした。(「そんなの痛いに決まってる」)生まれたときに引かされる籤は、どんな枝にも結べない。(「籤」)等鬱屈を抱え生きぬく人々の姿を活写した、心が疼く全六編。 |
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おすすめコメント
『健やかな論理』 祐布子が唯一安心感を得られるのは、死亡者のSNSアカウントを特定できた時だ。 『流転』 妻の妊娠を口実に夢を諦め、仕事に邁進する豊川。だが仕事に誇りを見出せず。 『七分二十四秒目へ』 派遣、契約、正社員、アルバイト。依里子はまず人の雇用形態を想像してしまう。 『風が吹いたとて』 異動後、痩せていく夫への心配と苛立ちを等分に抱えた由布子は、突如覚醒して。 『そんなの痛いに決まってる』 良大は妻の収入が自分のそれを上回った瞬間、妻に対しては勃起できなくなった。 『籤』 みのりはある夜夫と喧嘩になった。原因は、胎児の出生前診断をめぐる意見の相違。 死んでしまいたい、と思うとき、そこに明確な理由はない。心は答え合わせなどできない−。現代の声なき声を掬いとり、ほのかな光を灯す全6編の短編集。