子どもの文化人類学
ちくま学芸文庫 ハ58−1
| 出版社名 | 筑摩書房 |
|---|---|
| 出版年月 | 2023年1月 |
| ISBNコード |
978-4-480-51163-8
(4-480-51163-6) |
| 税込価格 | 1,100円 |
| 頁数・縦 | 261P 15cm |
書籍ダイジェスト配信サービス SERENDIP 厳選書籍 要旨 環境変化の激しい現代の日本社会において、どのように我が子を育てていけばいいか、頭を悩ます子育て世代も多いだろう。生活条件や習慣の異なる民族社会では、子どもの扱いや親子の在り方も日本とは大きく違う。子どもに関する文化人類学の知見が、次代をつくる子育てのヒントになるのではないだろうか。1979年に発刊された名著の文庫化である本書は、文化人類学者の原ひろ子(1934-2019)が、極北の雪原に暮らす狩猟民であるヘヤー・インディアンなどの子どもや親子関係を探ったフィールドワーク経験をもとにした、子どもと子育てをめぐるエッセイ集。ヘヤー・インディアンは、幼い子どもでさえも、自身の個人の責任において判断し、行動することが求められる。親子だけでなく、あらゆる人間関係において「教える」「教えられる」という概念がなく、子どもも含めて「自分で観察し、やってみて、修正する」のが当たり前とみなされる。主体的な責任を持たされるが自由でもあるヘヤー族の子どもたちは、好奇心をもって生き生きと暮らしているようだ。著者は拓殖大学助教授、法政大学助教授、お茶の水女子大学教授などを歴任した。文化人類学、ジェンダー研究が専門。 |
商品内容
| 要旨 |
極北の雪原に生きる狩猟民ヘヤー・インディアンたちは子育てを「あそび」として性別、血縁に関係なく楽しむ。ジャカルタの裏町に住むイスラム教徒は、子どもの喧嘩を「本人同士のビジネス」と言って止めない。本書は、環境や習慣が異なる社会における親子、子どものありかたをいきいきと描き出した文化人類学的エッセイである。どのような社会に生まれても子どもは幅広い可能性を内包しながら成長していくことが、みずからのフィールドワーク経験をもとにつづられる。鮮彩なエピソードの数々が胸を打つ名著。 |
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| 目次 |
切ることと創ること |



出版社・メーカーコメント
極北のインディアンたちは子育てを「あそび」とし、性別や血縁に関係なく楽しんだ。親子、子どもの姿をいきいきと豊かに描いた名著。 解説 奥野克巳 ===極北の雪原に生きる狩猟民ヘヤー・インディアンたちにとって、子育ては「あそび」であり日々のこの上ない楽しみだった。ジャカルタの裏町に住むイスラム教徒は、子どもの喧嘩を「本人同士のビジネス」と言って止めずに眺めていた。本書は、環境や習慣が異なる社会における親子、子どものありかたをいきいきと描き出した文化人類学的エッセイである。どのような社会に生まれても子どもは幅広い可能性を内包しながら成長していくことが、みずからのフィールドワーク経験をもとにつづられる。鮮彩なエピソードの数々が胸を打つ名著。=== 成長の道はひとつではない子どもの豊かな可能性をひらく名著 ===