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緑の政治思想 エコロジズムと社会変革の理論

シリーズ環境・エコロジー・人間 4

出版社名 ミネルヴァ書房
出版年月 2001年10月
ISBNコード 978-4-623-03322-5
4-623-03322-8
税込価格 4,400円
頁数・縦 351P 22cm

商品内容

要旨

ポスト産業社会=“環境社会”実現のための社会改革の思想的方向性を提起する。

目次

第1章 エコロジズムに関する考察(永続可能な社会
環境に配慮する理由 ほか)
第2章 哲学的基盤(ガイア仮説
倫理―行為規範 ほか)
第3章 永続可能な社会(成長の限界
永続可能な社会への視点 ほか)
第4章 緑の変革のための戦略(立法府を通じた行動、ないしは、立法府をめぐる活動
ライフスタイル ほか)
第5章 エコロジズム、社会主義、フェミニズム(社会主義とエコロジー
エコフェミニズム ほか)

著者紹介

ドブソン,アンドリュー (ドブソン,アンドリュー)   Dobson,Andrew Nicolas Howard
1957年、英国生まれ。1979年、レディング大学(政治学専攻)卒業後、1983年にオックスフォード大学で政治学博士(D.Phil‐Politics)の学位を取得した。キール大学政治学部講師(1987年)等を経て、1993年同学部教授、現在、政治学・国際関係・環境系学部(School of Politics, International Relations and the Environment)教授。同時に、社会科学系大学院の研究科長も兼ねる。研究関心領域は、環境政治理論、環境政治思想、環境的正義論、環境的市民権論等で、大学、および、大学院では、政治思想入門、環境政治学、環境政治理論等の講座をもっている。“緑の政治思想”のリーダー的理論家として、欧州で高い評価を得ている研究者である。環境政治学の理論誌、“Environmental Politics”をはじめとして、環境政治、環境政治思想関係の専門誌の編集委員も兼任。緑の運動、緑の党などの現実的な環境政治活動や環境政策に対して、エコロジズムの視点から積極的に発言をおこない、新しい環境政治思想の方向性、環境社会のあり方などについて影響力のある示唆を与えている。ドブソン教授の所属している、政治学・国際関係・環境系学部内の「環境的持続性に関する研究センタ」―(Center For Research In Environmental Sustainability:略称CRES)は、欧州における環境研究の社会科学的拠点として多くのすぐれた研究者を結集している
松野 弘 (マツノ ヒロシ)  
1947年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。現在、日本大学文理学部教授、早稲田大学商学部講師(非常勤)。専門分野は地域社会論、産業社会論、環境思想論
栗栖 聡 (クリス サトシ)  
1955年生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、徳島大学総合科学部助教授。専門分野は環境政治学、政治理論
池田 寛二 (イケダ カンジ)  
1952年生まれ。東京都立大学大学院社会科学研究科社会学専攻博士課程中退。現在、日本大学生物資源科学部助教授、日本大学大学院総合社会情報研究科助教授、早稲田大学教育学部講師(非常勤)、立教大学観光学部講師(非常勤)。専門分野は環境社会学、地域社会学、インドネシア地域研究
丸山 正次 (マルヤマ マサツグ)  
1954年生まれ。慶応大学大学院法学研究科博士課程修了。現在、山梨学院大学法学部教授。専門分野は政治理論、環境政治学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)