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女人入眼

中公文庫 な84-1

出版社名 中央公論新社
出版年月 2025年4月
ISBNコード 978-4-12-207645-7
4-12-207645-5
税込価格 880円
頁数・縦 350P 16cm

商品内容

要旨

京の六条殿に仕える女房・周子は、宮中掌握の一手として、源頼朝と北条政子の娘・大姫を帝の后にするべく鎌倉へ入る。気鬱の病を抱える大姫と、大きな野望を抱く政子。二人の身辺を探る周子が辿り着いた、母娘の間に横たわる悲しき過去とは?「鎌倉幕府最大の失策」大姫入内の謎に迫る。直木賞候補作。

出版社・メーカーコメント

「鎌倉幕府最大の失策」大姫入内。その背後には国の実権をめぐる女たちの政争と、母娘の悲しい過去があった。直木賞候補作。〈解説〉マライ・メントライン

著者紹介

永井 紗耶子 (ナガイ サヤコ)  
1977年神奈川県生まれ。慶應義塾大学文学部卒。新聞記者を経てフリーランスライターとなり、新聞、雑誌などで幅広く活躍。2010年「絡繰り心中」で小学館文庫小説賞を受賞しデビュー。20年『商う狼 江戸商人 杉本茂十郎』で新田次郎賞、本屋が選ぶ時代小説大賞、22年『木挽町のあだ討ち』で山本周五郎賞、直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)