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乾しいたけ 千年の歴史をひもとく 森からの贈りもの

出版社名 女子栄養大学出版部
出版年月 2012年7月
ISBNコード 978-4-7895-5451-0
4-7895-5451-1
税込価格 2,200円
頁数・縦 205P 22cm

商品内容

目次

第1章 黎明期・希少価値の高い馳走(乾しいたけの歴史―9〜13世紀
室町〜江戸時代の乾しいたけ食文化・流通―15〜19世紀中頃)
第2章 隆盛期・そして待ち受ける試練(乾しいたけ産業の夜明け―明治〜太平洋戦争末期頃(1868〜1944年)
乾しいたけ産業の勃興―昭和20〜40年代中頃
輝ける黄金時代―昭和46〜60(1971〜1985)年頃
厳しい冬の時代―昭和61年〜平成18(1986〜2006)年頃
ふたたび転記が訪れる―平成19(2007年)〜)
第3章 復活への課題と未来につなぐ灯(明日への道
生産・流通の課題
千年も続く輸出の灯を消してはならない
乾しいたけ―千年の歴史をひもとく 年表
乾しいたけ関連資料)

出版社・メーカーコメント

鎌倉期、道元の著した『典座教訓』の中に、中国の老典座(食事担当の僧)が、日本から到着した道元の船に乾しいたけを買い求めにきたことが記されている。それほど日本産は品質がよく、昔の中国で珍重された高級食材だった。 ところが最近はどうだろう、安価な中国産が大量に輸入されている…。 わが国の歴史の中で乾しいたけはどのように扱われてきたのか?栽培から流通・食文化まで広範囲に網羅したユニークな食文化史。

著者紹介

小川 武廣 (オガワ タケヒロ)  
日本椎茸農業協同組合連合会顧問。きのこアドバイザー。日本産・原木乾しいたけをすすめる会顧問。昭和3年、奈良県生まれ。京都大学農学部林学科卒業。昭和28〜53年、林野庁(うち5年半、農林水産航空協会、群馬県に出向)、昭和53〜平成23年、日本椎茸農業協同組合連合会、同連合会会長などを経て、現在に至る。日本きのこ研究所理事、森喜作記念椎茸振興基金運営委員なども歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)