• 本

SPRESENSEではじめるローパワーエッジAI

Make:PROJECTS

出版社名 オライリー・ジャパン
出版年月 2022年2月
ISBNコード 978-4-87311-967-0
4-87311-967-7
税込価格 3,520円
頁数・縦 261P 24cm

商品内容

要旨

「SPRESENSE」は、ソニーが独自開発したIoT向けセンシングプロセッサーを搭載した開発ボードです。省電力で高い計算能力と豊富なセンシング機能を備えていることが特徴です。本書はSPRESENSEの基本的な使い方とソニー独自のAIツール「Neural Network Console」を使用したIoT向けの組み込みAIを解説します。本書で取り上げるのは、リアルタイムでの画像認識、マイクとオートエンコーダを使った異常検知、物体抽出、音声コマンドの認識、加速度・ジャイロセンサーを使ったモーション認識など。Arduino IDEとGUIベースのNeural Network Consoleを組み合わせることで、AIの初学者でも容易に組み込みAIを実現できるでしょう。

目次

1章 Spresenseとは?
2章 Spresenseの周辺機器を動かす
3章 Spresenseの演算機能を使いこなす
4章 Neural Network Consoleとは?
5章 ニューラルネットワークを組み込み向けに最適化する
6章 SpresenseでAIを動かす
7章 カメラでリアルタイム画像認識を行う
8章 マイクとオートエンコーダで異常検知をする
9章 セマンティックセグメンテーションで物体抽出を行う
10章 スペクトログラムを使って音声コマンドを実現する
11章 加速度・ジャイロセンサーを使ったモーション認識

出版社・メーカーコメント

エッジAIを基礎から学べる書籍!本書は、ソニーセミコンダクタソリューションズのArduino互換ボード、SPRESENSEを使ったエッジAIについて解説する書籍です。SPRESENSEはArduino開発環境で開発を行うことができる省電力シングルボードコンピューターで、マルチコアプロセッサを搭載し、GPSなども内蔵。本書では、SPRESENSEの基本的な使い方に加え、ソニーが開発・提供しているNeural Network Consoleと組み合わせて、エッジAIを実現する方法を解説します。

著者紹介

太田 義則 (オオタ ヨシノリ)  
東京理科大学工学部卒、東京理科大学電気工学研究科修士課程修了。1993年富士写真フイルム株式会社入社。電子映像関連の開発に携わる。デジタルカメラフォーマット(EXIF)のGPS記録規格化、インターネットプリントサービスの開発・事業化を推進。2000年ソニー株式会社入社。ARIB/JEITAにて地上デジタルテレビ放送規格化とともにソニーのデジタルテレビ開発に従事。主にデータ放送対応機能を担当。その後、インターネット対応テレビの開発やスマートグラスの開発を担当。2016年ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社転籍。「SPRESENSE」の開発・事業化を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)