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猿橋勝子という生き方

岩波科学ライブラリー 157

出版社名 岩波書店
出版年月 2009年4月
ISBNコード 978-4-00-007497-1
4-00-007497-0
税込価格 1,320円
頁数・縦 119,4P 19cm

商品内容

要旨

戦前戦後の女性が理系の道を選ぶことも困難な時代に、海水の放射能汚染や炭酸物質の研究で世界的な業績をあげた地球化学者・猿橋勝子。さらに後進を育てようと女性科学者を顕彰する「猿橋賞」を創設、女性科学者を励まし続けた。科学者として人間として自らの哲学とそれを貫く強い意志をもって、まっすぐに生きた猿橋勝子の軌跡を描きだす。

目次

1 誇り高き科学者
2 海水の放射能汚染
3 道場破り・現代版
4 科学者への道
5 科学者として生きる
6 女性科学者としての仕事
7 初心を貫いた人生

出版社
商品紹介

地球化学者として世界的業績をあげ、さらに後進育成のため女性科学者顕彰の「猿橋賞」を設けた猿橋勝子の軌跡。

著者紹介

米沢 富美子 (ヨネザワ フミコ)  
大阪生まれ。京都大学理学部卒業。同大学理学研究科修了、理学博士。京都大学基礎物理学研究所助手、助教授、慶応義塾大学教授を経て、慶応義塾大学名誉教授。専門は理論物理学。アモルファス(非結晶物質)研究の第一人者。1996‐97年日本物理学会会長。2005年ロレアル‐ユネスコ女性科学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)