• 本

アベノミクスは何をもたらすか

出版社名 岩波書店
出版年月 2013年6月
ISBNコード 978-4-00-022076-7
4-00-022076-4
税込価格 1,540円
頁数・縦 166P 19cm

商品内容

要旨

アベノミクスに踊る日本経済。日本銀行の新体制の下で大胆な金融緩和も進められている。この政策にはどんなリスクがあるのか。本当に日本経済は再生するのか。世界の潮流や歴史的な視点をおさえながら、アベノミクスを多面的に検証。日本経済の真の課題や資本主義の未来について、二人の経済学者が徹底討論する。

目次

第1章 アベノミクスをどうみるか(デフレ脱却というシナリオ
インフレ目標と日本銀行の役割
財政出動の仕方はこれでよいのか
何のための競争力強化なのか)
第2章 日本経済から何が失われたのか(「失われた二〇年」をどう考えるか
メインバンク・システムの終焉が意味すること
成長が失われた時代
グローバリゼーションと金融化の帰結)
第3章 アベノミクスは何をもたらすか(アベノミクスの効果は何か
日本の製造業こそが問題の本質
成長は必要か、成長は可能か)
第4章 資本主義はどこへ行く(利子率と資本主義
資本主義は終わるのか
これからの経済社会)

著者紹介

高橋 伸彰 (タカハシ ノブアキ)  
1953年北海道生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。日本経済研究センター、通産大臣官房企画室主任研究官、日本開発銀行設備投資研究所主任研究員等を経て、立命館大学国際関係学部教授。日本経済論
水野 和夫 (ミズノ カズオ)  
1953年愛知県生まれ。早稲田大学大学院経済学研究科修士課程修了。八千代証券、三菱UFJ証券参与・チーフエコノミスト、内閣府大臣官房審議官等を経て、日本大学国際関係学部教授、日本経済論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)